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視神経乳頭陥凹拡大 眼球から脳に通じる視神経という太い神経の出口が視神経乳頭です。
眼底写真でみると、その中心部にくぼみがありますが、眼圧(眼球の張り具合)が高い場合や、視神経が弱い方はこのくぼみが徐々に大きくなります。これが緑内障です。
視神経乳頭陥凹拡大を指摘されたら、なるべく早く精密検査を受けましょう。
中間透光体混濁 眼球の中身は透明な組織でできています。
光を通さなければものが見えないからです。
これが中間透光体で、これが何らかの原因で濁ってしまうと眼底写真が不鮮明になります。
白内障や炎症性の疾患が疑われます。当然視力にも影響しますので、まず原因を調べることが重要です。
浮腫乳頭,乳頭出血 神経乳頭は視神経の眼球からの出口で、脳につながっています。
ですから、ここが腫れたり(乳頭浮腫)出血している(乳頭出血)所見は、眼球や視神経のみならず、脳や全身の疾患が原因であることも少なくありません。
すぐに原因を調べることが必要です。
視神経萎縮 これは眼底写真で視神経乳頭が白く変色している所見で、視神経が弱っていることが疑われます。
緑内障、眼周囲の打撲、脳や全身の疾患などが原因です。遺伝によるものもあります。
まず原因を調べ、進行性の場合は早期の治療が必要となります。
軟性白斑、硬性白斑 網膜の神経線維の一部が腫れたり(軟性白斑)、網膜の血管から血液成分がもれて固まると(硬性白斑)、眼底写真では白い病変として認められます。
眼の疾患だけでなく、糖尿病、高血圧症、腎疾患といった全身疾患が原因であることが少なくありません。
眼底出血 文字通り眼底(眼の一番奥)の出血で、ひとくちに出血といっても原因は様々です。
眼内の血管、網膜、その下の脈絡膜などの疾患だけでなく、糖尿病、高血圧症などの全身疾患でも起こります。
眼底出血から全身疾患が見つかることもあります。必ず精密検査をお受けください。
ドルーゼン 網膜の下に不要な物質が沈着した状態で、加齢による変化だと言われています。
視力に影響を与えることは少なく、通常はあまり問題になりませんが、次の項にある“加齢性黄斑変性症”の前兆として現れることもあるので、一度眼科で診てもらうことをお勧めします。
網膜有髄神経線維 網膜に張り巡らされた神経線維の一部の生まれつきの変化で、通常は視力や視機能に影響を与えません。
進行性もないため、治療の必要はありません。
黄斑変性 “黄斑”は網膜の一部分の名称で、網膜をカメラのフィルムに例えるならそのど真ん中、一番ピントのあった大切な部分です。
ここが弱ると確実に視力が低下します。なかでも“加齢性黄斑変性症”は、失明原因の上位を占める疾患です。
早期発見、早期治療が何より重要です。
近視眼底

高度近視眼底
近視の方の眼はサイズが大きいことが多いので、眼内の組織が引き伸ばされて独特の眼底写真像をみとめます。
また、組織が弱くなりやすく、近視でない方に比べて網膜や視神経の疾患にかかる率が高いため、一度眼科受診して詳しく診てもらうことをお勧めします。
網膜動脈閉塞症 網膜には多くの血管が走っており、ところどころで動脈と静脈が交差しています。この同動脈が“動脈硬化”をおこすと、交差している静脈を圧迫してしまいます。
強く圧迫されて静脈の血流が途絶えると、そこから血液が漏れ出して眼底出血をおこしたり、網膜が腫れたりします。早期治療が必要です。
網脈絡膜萎縮 網膜と脈絡膜(網膜の下にある血管がたくさんある組織)が弱っている所見です。加齢による変化や、近視が原因である場合、また遺伝性のものもあります。
変化しない、進行の遅い状態で視力に影響しない場合はあまり問題になりませんが、進行性の場合もありますので、眼科で診てもらうことをお勧めします。
網膜神経線維欠損 網膜に張り巡らされた神経線維の一部がダメージをうけて変色した状態で、緑内障の眼底所見のひとつです。
ダメージをうけた神経線維は回復しませんので、緑内障の診断を受けたら、なるべく早く治療を開始する必要があります。
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